2009年1月15日 ・・・ 長浦港 こなや丸さん  タチウオ狙い

       釣果 ・・・ 6本 (4F・・・2本 , 3.5F・・・4本) ; 船中トップ 10本

と、言うわけで昨年末からの3連戦 釣果は 12本→9本→6本 トホホな結果であったが・・・
サイズ良く、水深120mで食わせて、魚体が見えた後5mでのバラシなども有り、なんだか、今日はいっぱい釣った気になった(笑)

朝、湾奥はとんでもない風が吹いていて、出船ディレイ・・・なんだかよく有るパターン・・・嫌な予感!
7時出船、ポイント到着は8時過ぎての釣り開始となった。

で、トップにも写真を載せたが本日の魚探反応は・・・ こんな感じだったらしい・・・
そんなわけで、この反応の上に船団が密集しての釣りとなり、ポツリポツリと良型が出るものだから、結局、この反応から動けず・・・
それが貧果の原因かもしれない・・・

最初のうちは餌釣船よりルアー船の方が釣れてる感じだったが、中盤から後半にかけては、ルアーより餌の方が食っていた。

平均するとルアーで釣れるタチウオの方がサイズが良かったようだった。

で、皆さん、上がるタチウオは・・・ こんなサイズばかりだから、釣趣的にも、お土産としても納得の結果だと思う。

しかし、如何にもタチウオらしい結果で、昨日、あんなに良型が爆発したのに、今日はこの結果だからタチウオは止められない。


今日、実は、HP上では出船していない事になっている船宿さんで、服部名人が見えていた。
たぶん、お客さんが無くて、ちょい釣りって感じで服部名人ご一行様を連れて海に出てきたのだと思う。

中盤からやってきて、結構早目に上がられた。

たまたま、隣同士で、服部名人と私は、10mも離れていない上体で向かい合って釣りをしていた。
3年前のJGFAの新年会で初めてお会いして名刺交換もしているのだが、前半、なんだか釣れてない感じで(多分、その時、釣果0)、声を掛ける
のが躊躇われ・・・タイミングを逃してしまった。

恐らく、その船は横に並んでから1時間ぐらい釣果が無かったと思う。・・・6本ぐらい竿は出ていたが・・・

しかし、流石は服部名人、我々ルアーマンの釣り方を参考にされたかどうかは不明だが、突如ある事を始めた。
それから暫くが凄かった!服部名人の独壇場である。
長くは続かなかったものの一人入れパクを演じて見せた!!・・・流石である。

釣りに対する真摯な姿勢と素直で謙虚な気持ちがなせる技だった。

日本に「プロ釣師」を名乗る者はウジャウジャ居るが、数少ない本物のプロ釣師だと思う!


それから、また別の餌釣船で、艫に陣取り、一人やたらと釣りまくっていた御仁が居た。
とにかくそのペースたるや半端ではなかった。だが・・・

その御仁が釣り上げるタチウオはやたらと小さい・・・リボンサイズが殆ど・・・
釣ってはリリースを繰り返していた。
一体、どんな仕掛けを使っているのか・・・見てみたかった。

そんなこんなといろいろとドラマが有り、終盤には私のジグがファイト中の服部名人とオマツリしたりと・・・飽きること無い時間を過ごして釣行終了となった。

さらに今日は・・・ こんなゲストも混じり、タチウオのサイズも・・・ こんな感じで・・・
お土産としても、釣りの結果としても自分としては満足な内容だった。

しかし、水深150mで潮早く、0.6号ラインでも、100gのジグだと170mラインが出てしまう始末・・・
ある程度予想の範囲だったので、そんなタックルを1本持って居たのだが、後はみんな0.8号から1.5号を150mしか巻いてなかった為
本日は基本的にその1本のタックルで勝負をするしかなかった。・・・結果的にはそれが良かったのだと思う。

1号前後のラインを使われる方は、最低でも200m!できれば250m以上巻いて、150g前後のジグを使った方が良いだろう!

ただ、本日(今年はずっと・・・)はとにかくシルエットの小さいジグにアタリが多く、私はバラシが多かったが、100gのディレンジャーに5cmのワームを
トレーラー連結した仕掛けでのアタリはジグだけに比べて数倍のアタリが有った。
隣の方が12cmぐらいの今流行りの中錘&ジグヘッドワームでの釣りを1日通してやっていたが、5cmワームのアタリの方が確実に多かった!
今後、もう少し、研究してみたい。



2009年1月2日 ・・・ 長浦港 こなや丸さん  タチウオ狙い

       釣果 ・・・ 9本 (4F・・・3本 , 3.5F・・・5本 , 3F・・・1本) ; 船中トップ 16本

こなや丸さんでは毎年、1月2日に初出船となり、お神酒を用意して迎えてくれる!
お神酒を戴いて今年1年の良い釣りを願うのだ!(何はともあれ、美味い!(笑) )

今回の釣りはタチウオのジギング釣行だが、狙いは「初釣り賞」&「大物賞」

チャーマスさんの言葉では無いが、有名釣師さんが皆さん口にされるように、ただ釣りまくって数を釣るのでは無く目標を明確にして釣りをしたいものだ。

もちろん、相手は自然であり、魚なのだから思い通りにはいかない。
だからこそ狙い通りの結果が得られれば嬉しい!・・・数釣って喜んでる釣師さんには是非試してもらいたい。

湾奥はかなり波が残っているとの事で、ゆっくりの出船となったが、湾口に近づくと風無くなり、波も無く、今日一日の楽しい釣行を予感させた。

朝一番、観音崎付近のポイントに
到着すると富士山が迎えてくれた!
千葉県方面からはご来光!!
2009年が良い年でありますように!
実はこの日、観音崎沖付近で2流し
するが船中釣果無く、久里浜沖へ
移動となった。

初釣り賞狙いとしてはこの時間は
かなり辛い時間だった。

集中力を持続するのは大変!
12月23日のプラ釣行では
新しいロッドなどいろいろ試したが

結局この自作ロッドが一番良い結果
だった。

慣れていると言う事も有るのだが
タチウオを釣るためのジグの優しい
動きを演出するには最高のテーパー
デザインなのだ!

近年、各メーカーから出ている
ベイジギング用ロッドは少々柔らか
過ぎるのだ。

食い込みを重視、バレ防止、ジグの
動き過ぎを抑えるためにスローテー
パーになるが、アンコトローラブル!
12月23日は平均的にこのサイズ
5Fとはいかなかったが良型だった。
刺身と塩焼きにしてみました。

本当は皮は削がずに、軽く炙って冷水で冷やして
食べた方が100倍美味いですよ!

他に、煮付け、フライ、天ぷら、チーズのはさみ揚げ
などが美味いです!
兎にも角にも初釣り賞狙いである私は
観音崎沖のスタートフィッシングから
スタンディングポジションのまま、船長
の合図を待つ!

「我先」こそ釣りでは常識!

で、その努力の甲斐あって・・・
「初釣り賞」ごっつあんです!
さてさて、初釣り賞を先ずゲットして一安心

久里浜沖では周囲を見れば2日だと言うのに
タチウオ船団、アジ船団入り乱れて、結構な
釣り船である。

船中も一人一穴満員御礼!

船中は毎週釣果写真でお顔を拝見してる
アングラーさん、23日にもご一緒したアングラー
さん、某メーカー系のアングラーさんなどなど
猛者どもが群雄割拠!(言い過ぎか・・・)

この中で大物賞を獲るには運も重要だが・・・
(大物狙いの肝 パターン1)

過去には狙って獲った大物がある。

活性の高い小型を避けて大物を狙うことは
ある程度できるのである。

先ず、フォール当たりの多いこの魚だから
フォールで小さいのがアタックしてこないように
しなければならない。

指示ダナ付近に達したところで完全にテンション
をかけてゆっくりフォールさせる。
(一旦、止めてしまっても良い!)

これでゼロではないが、普通にサミングして
フォールさせるより格段にフォール当たりは減って
くれる。

釣らないための努力をするのだから面白い!
お隣さんが何やら大物と格闘中!
最初は良く引いて大鯛かと期待させたが・・・
途中から何やら外房のフグやヒラメ釣りで
時折体験する重〜〜〜いだけの引きに変わって
しまいました。
犯人はエイ!
私も外房で何種類かのエイを釣ってますが・・・
トビエイの一種のようでしたが
私は始めて見るエイでした。
この日、湾口はベタなぎで、天気も良く
伊豆大島も直ぐ近くのように見え、気持ちの
良い釣り日和でした。

ところが、前半は潮早く、潮型も悪く、船中は
オマツリの連発で、ミヨシと艫でマツルなど
船中どこかでオマツリしているような状態!

中乗り君が素早く解いてくれたから、気持ち良く
釣りが続けられたが、もしも中乗り君が居なかっ
たら船中はさぞ殺伐とした空気になっていたと
思う!
(この日の活性は・・・)

前回プラ釣行の12月23日は魚の活性は
終日低く、殆どがリアクションバイト!
数を釣った方々の魚の掛かり方を見ると
半分以上が胴腹ど真ん中だったり、尻尾付近の
スレ掛かりだったが・・・

この日は、数は少ないものの、時折活性が上がり

船中ではフォール当たりが4人ヒット、5人ヒットと
なったり、指示ダナから30m〜40mの追い食い
も数多く見られた。
(大物狙いの肝 パターン2)

例えば、青物釣りなどでは、大型魚より、小型魚
の方が泳力が有ったり、素早かったりするが
タチウオに限っては大きければ、大きいほど
泳力が有るし、一旦、ジグに対して捕食体制に
入ってからのしつこさは大型魚の方が有るよう
である。

だから、この日のように数は出ないが掛かれば
デカイなんて日は、釣果は落ちるが、指示ダナから
40〜50mは探ってみるのが大物を掛ける肝となる。
(この日のパターン)

トップで16本、型はかなり平均的に良かったが
やはりタチウオ釣りとしてはちょっと寂しい・・・

4〜5本の方も多かったのではないだろうか・・・

確かに、フォール当たりも多かったが、入れ食い
の日のような群れの中にジグ落ちれば食う!
と、言うような甘い状況ではなく、実にテクニカルで
実力の差がはっきり出るような状態だった。
事実、私も胴の間だったとは言え、トップの約半分
しか釣って無いのだから、それが、そのままトップの
方との実力差なのだと思う。

途中、食いが落ちた時間帯にもポツポツと上位の
方は釣り続け、食わせの間を与えたり、スピードを
変えたりとテクニックを駆使していた事は言うまでも
無い。
(ジグカラーについて)

言わずと知れた、タチウオ定番カラーは強く・・・

赤金、金ピンク、ブルーピンク、パープルシルバー
金オレンジ、パープル・・・

この辺のローテイションで釣ってる方が多かったが
この日に限って言えばあまりジグカラーは関係
無かったように感じられた。

この日、上潮は東京湾にしてはかなり澄んでおり
恐らく底潮も同じ状態だったのだろうと想像され

何色でもキラキラ系のクラッシュホログラムが
良かったようだ。

(ジグサイズについて)

当初、タチウオジギングではジグは小さければ
小さいほど良いとされ、5cm前後のジグが持て囃
された時代が有り、当時、O2メタルやディレンジャー
など、タングステン系小型高比重ジグがド定番だった。

そんな中、常識を覆すような実績をあげたのが
マリアのサーベラーだろうと思う。
サーベラーはその名の通り、タチウオ専用ジグとして
リリースされたものだが、そのフォルムはあたかも青物
用のジグのようであり、サイズで言えば、カタクチイワシ
サイズと言ったところか・・・

ところが、東京湾のタチウオの胃の内容物を見ると
先ず、10cmを超えるイワシが入っている事は無い。
(まぁ〜あの鋭い歯でハグハグされれば、原型を留め
ずに胃袋に収まるのかもしれないが・・・)

なのにサーベラーは釣れる。これはまさに奇跡のジグ
なのである。

サーベラーは間違いなく釣れるジグであるが私は
極力使わないように心がけている。
(と、言いながらやっぱり釣れるので結構使って
しまうし、60g〜150gまで一通り各色揃えている)

何故、使わないようにしているかと言うと・・・
先ず、スレ掛かりが増えてしまう事。
第二にフォール当たりが増えてしまう事である。

つまり、それだけタチウオに適した良いジグなのだが

シャクって、誘って、確実に口にリアフックを掛ける事を
最高の喜びとしている私流のタチウオ釣りには少々
釣れ過ぎてしまうジグだからである。

しかし、サーベラーの登場はいろんな事を教えてくれた。
その功績は絶大である。

その後、定番ジグに加えてヒットジグについてはいろいろ
登場したが、近年、大ヒットしているらしいジグに
近海仕事人のセンターバランスがあげられると思う。

確かに、近海仕事人センターバランスは肉厚で小型の
ジグで釣れるのは納得できなくも無い。

しかし、このジグは実に良く動くジグである。

私は過去にこのジグでヒラマサも釣っている。

青物には良く動くジグ!タチウオには動かないジグ!と
言われたように、本来、タチウオには向かなかったはず
のジグだし、初登場した時、メーカーもタチウオをターゲット
にはしていなかったはずだ。
むしろ、釣り人が多用し始めて、それから専用カラーなど
も登場するに至った。

この近海仕事人センターバランスのヒットの背景には
タチウオ専用(あるいはシーバスなどベイジギング用)の
ジギングロッドの登場がある。

最近のベイジギングロッドはグニャグニャで余程シャク
ってもジグは殆ど動かず、揺れる程度・・・
恐らく、自分のシャクりに対してのジグの動き幅を正しく
認識出来ているアングラーは半分も居ないはずだ。

バレも少なく、乗りも良いグニャグニャロッドは誰にでも
数釣りを可能にしてくれるポテンシャルを持ち、尚且つ
どんなジグでもある程度釣る事を可能にしてくれたのだ。

(タチウオジギングタックルについて)

前述のように、今やグニャグニャロッドが定番と
なったタチウオジギングだが、かつて私は
青物タックルであるダイコーのTR-V 4番を
使った釣友に倍スコアで釣り負けた苦い経験
がある。
その日、その彼が船中竿頭であった。

硬い竿でも腕さえ良ければ釣れるのだ!
(もっとも、絶対に真似はしないで欲しい・・・)

ただ、昨今のようなグニャグニャロッドでは
あまりにもアンコントローラブルであり、面白味に
欠けるのは否めない。

中には5:5のムーチングロッドような物まで
存在しており、私はライトヒラメに使った事が
ある。

こいつはいただけない。

確かに乗りは良いし、バレ難いのだが・・・

それではいつまで経っても「釣った」ではなく
「釣れた」の釣りから卒業できない。

「釣った」と実感する為には、自分の竿の振り幅で
でジグを動かし、確実に魚を誘い、食わせて口元に
掛けなければならないと思う。

その為にはやはり、ある程度、バッドのしっかり
した竿でないと、コントローラブルとは言えない
と思う。

(スピニングタックルの魅力について)

夏の浅場のタチウオ狙いなら軽くキャストしたり、今日の
ように、ジグヘッドワームによる釣りも確立されてスピニン
グタックルを使われる方も増えたが、この日のように・・・
水深130m、タナは80〜90mなんて言う冬のタチウオ

にはまったく必要無いようにも思えるがさにあらず!

腕次第ではベイトタックルより釣れる場合が有るのだ。

解説するのは難しいが、その理由は・・・

第一にジグのフォールアクションがベイトとスピニングでは
大きく異なり、スピニングリールでスプールに軽く指を
あてた常態でのサミングによるフォールは不規則なテン
ションがラインに架かり魚に対してのアピール力が増す
のである。

しかし、アピール力が増してもフォール当たりが取り辛い
のでかなりのテクニックが必要となる。

第二にワンピッチジャーク時のコントロール性である。

ワンピッチジャークには二通り有り、一つは所謂、ジャカ
ジャカ巻きと言われるような、ロッドをシャクリ上げた時に
ハンドルが下に有るパターンと、通常のワンピッチジャーク
はロッドと一緒にハンドルを巻き上げ、ハンドルが上に有る
パターンではジグの動きはまったく異なるのである。

ジャカジャカ巻きの方がジグの動きがナチュラルで食わせ
るパターンに向いているし、通常のワンピッチジャークでは
より、機敏な動きになるためリアクションバイトには適して
おり、従ってスレ掛かりが多くなるのである。

ジャカジャカ巻きをする場合、スピニングの方が自然とロッド
の振り幅が出来るため誰でも安定したジャークとなる。

昨シーズン、こなや丸さんで最高の釣果だった日にたまたま
釣行する事が出来たのだが、その日、竿頭の方や、釣友に
比べると私は2/3程度の釣果だったが、サイズは二人より
も平均して良かったし、竿頭の方は半分がスレ掛かりだった
のに対して私は釣果の9割が口周りに掛ける事に成功
した。
これぞまさしくスピニングタックルによるジャカジャカ巻きや
タダ巻きの成果なのだ。

食わせ重視の釣りをしようとしればスピニングは強力な
武器になる事がお分かりいただけると思う。

もっとも、ただ数を釣る事を目的にしているのならば絶対に
スピニングは止めた方が良い!

フォール当たりのヒット率は恐らく1/10ぐらいになってしま
うから・・・